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京都の湧水

KYOTO WATER × UKIYOE ARTIST

Renowned Underground Water Supporting Kyoto Culture for 1200 Years

”メインイメージ”

商品のこだわり

Product Commitment

400年の歴史を物語る江戸の浮世絵と、1200年の歴史を支えてきた京都・伏見の水が今ひとつに

— 社長の熱意が伝わり実現 石川真澄氏との貴重なコラボレーション —

この商品のパッケージデザインを担当したのは、画家・絵師/石川真澄氏です。石川氏の作品に一目ぼれした当社社長が、直接コンタクトをとり、今回のコラボレーションが実現しました。400年前に起源のある江戸の伝統文化・浮世絵に新風をもたらし続ける石川氏の作品は、繊細かつ大胆で、どこか遊び心があります。石川氏の芸術性によって、水を作品へと昇華させ、世界に知られるブランドへと飛躍させたい。そんな社長の強い思いからデザインを委託しました。

The water of Fushimi, Kyoto, which has supported 1200 years of history, combined with the Ukiyo-e of Edo, which tells the story of 400 years of history.

- Collaboration with Mr. Masumi Ishikawa realized through passion of Company’s President -

Masumi Ishikawa, a painter and artist, took charge of the package design for this product. Our company president, who fell in love with Mr. Ishikawa’s work at first sight, contacted him directly to realize this collaboration. Masumi Ishikawa’s works, which continue to bring a new twist to Ukiyo-e, a traditional culture of Edo with a 400-year history, are delicate, bold, and somewhat playful. Through the strong desire of our company’s president to sublimate water into a work of art through Mr. Ishikawa’s artistry, and bring it as a world-famous brand, this design was commissioned.

きめ細やかでまろやかな味わい

— 酒どころ「京都・伏見」で用いられている水 —

京都・伏見では、20を超える蔵元で天然の良水を用いて酒が造られています。水が豊富にあり、食だけではなく「京友禅」などの着物産業にも利用され、古くより「伏水(ふしみず)」と呼ばれています。程よくミネラルを含んでおり、きめ細やかでまろやかな味わいが特徴です。1200年にわたり京都文化を支えてきた名水です。

Delicate and mellow taste

- Water used in the sake-producing area of “Fushimi, Kyoto,” famous for good sake -

In Fushimi, Kyoto, more than 20 breweries use good natural water to make sake. This area is rich in water, and the water is used not only in food production but also for the Kimono industry, such as in “Kyo-yuzen.” The water, known as “Fushi-mizu” since ancient times, contains a moderate amount of minerals and is characterized by a delicate and mellow taste. It is a famous water that has supported Kyoto culture for 1200 years.

商品のご紹介

Product Introduction
京都の夕焼け
京乃水清流咲良之舞
商品名
Product name
ミネラルウォーター 清流咲良之舞
Kyoto Ukiyoe Water
内容量
Volume
330 ml
硬度
Water hardness
62 mg/L
標準小売価格
Standard retail price
256円(税込)
237円(税抜)

JPY256(tax-included)
JPY237(tax-excluded)
100 mlあたりの栄養成分表示
Nutrition facts per 100 ml
エネルギー
0 kcal
たんぱく質、脂質、炭水化物
0 g
ナトリウム
2.6 mg
(食塩相当量)
0.007 g
カルシウム
1.7 mg
マグネシウム
0.2〜0.6 mg
カリウム
0.4 mg
Energy
0 kcal
Proteins, fats and carbohydrates
each 0 g
Sodium
2.6 mg
(Sodium chloride equivalent)
0.007 g
Calcium
1.7 mg
Magnesium
0.2〜0.6 mg
Potassium
0.4 mg

本製品はハラル認証を取得した工場にて製造されました。

This product was manufactured in a Halal-certified factory.

詳しくはこちら https://jhba.jp/halal/

持続可能な社会の実現を目指して

Aimed at realizing a sustainable society

商品には紙容器を使用しています。適切に管理されている森林から生産された木材を使用した製品です。

As an initiative to realize a sustainable society, we use paper carton containers for our products.Hese are timber produced from properly managed forests and products using that timber.

パッケージデザインのご紹介

Introduction to our package design
清流咲良之舞

せいりゅうさくらのまい

浮世絵名

「美しい水には美しい精が宿っている」。
『清流咲良之舞』のデザインコンセプトです。
浮世絵美人は、京都のおいしい水を優雅に舞う水の精に見立てて表現されています。水らしさを強調するため、伝統的な浮世絵の技法のひとつである藍摺絵(あいずりえ)を意識した青の濃淡によって舞姿が描きだされています。このような色調は、石川氏の作品としては初めてであり貴重な作品となります。扇子には当社のロゴ「SKR」の文字があしらわれなんとも石川氏らしい遊び心が垣間見られる作品に仕上がっています。
※藍摺絵(あいずりえ)-藍色の濃淡のみ、あるいはわずかな紅や黄色を限定的にあしらった浮世絵様式の一つ。



“Beautiful water contains beautiful spirits.” It is the design concept of “Kyoto Ukiyoe Water .”
Our product showcases Mr. Ishikawa’s graceful depictions of water spirits dancing in shades of blue to emphasize the water’s fluidity. Mr. Ishikawa utilized the traditional Ukiyoe technique of Aizurie to convey the watery nature of the water. He used this color tone in his artwork for the first time, making it truly special. The letters of our logo, “SKR,” is hidden inside the fan, showcasing the playful spirit of Mr. Ishikawa’s art.

*Aizuri-e: A type of Ukiyo-e woodblock print that is printed entirely or predominantly in shades of indigo, with a limited amount of red and yellow.

絵師のご紹介

ARTIST

パッケージデザインを手掛けるのは、現代の浮世絵師として最高峰の石川真澄氏。 現代ならではの風刺を、新しい切り口でありながらも、古典の美しさと見事に調和させることのできる、日本が誇るアーティストです。 キャラクターやアーティストとのコラボなど、 話題に欠かせない存在です。

Other works…https:/www.konjakulabo.com
石川真澄

絵師に聞く

INTERVIEW

『紙容器のミネラルウォーターに水をイメージしたデザインをお願いできませんか』との依頼にはどのように感じられましたか?

飲料水のパッケージデザインはやったことが無かったので 興味深かったです。また、気軽に手に取ってもらうことによって、より多くの人に認知してもらうことが出来たら嬉しいな、というのが率直な思いでした。いろいろキーワードを出していただいた上で、やはり「水」のイメージを軸に広げていきたいと考えました。浮世絵の藍摺絵を意識した青を基調にして、更に浮世絵美人というお題もあったので水の化身としての女性像を描きました。



藍摺絵を意識された理由と、作品のテーマを聞かせていただけますか?

打合せでキーワードをいただいた結構早い段階から、 藍摺のイメージでいきたいなと思っていました。「美しい水には美しい精が宿っている」これが作品のテーマです。京都の美味しい水を優雅に舞う水の精に見立てて表現しました。

「浮世絵師 石川真澄」と言われていますが、絵を描かれる上で心がけている事を教えていただけますか?

あまり自分では浮世絵師という意識はしてないですが、浮世絵の様式が好きなので現代に生きる自分がいかにそれを使って自分にしか作れないものを作るかを常に考えています。



影響を受けたアーティストについて教えてください。

絵師で影響受けた人はたくさんいますが、強いて絞れば国芳(歌川国芳)と国貞(歌川国貞)ですかね。 僕にとってはずっと前からのツートップです。

画家・絵師/石川真澄氏と当社社長藤原拓の対談

CONVERSATION
対談風景

2023年3月某日


『ミネラルウォーター清流咲良之舞』の初回生産に合わせて、石川真澄氏に本社(大阪)と竜王工場(滋賀)へご来社いただきました。

対談風景

藤原社長(以下藤原) : 原画はやはり素晴らしいですね ! ただ商品パッケージにこの色味を表現するのがなかなか難しくて。工場の製造現場で実際にご確認いただきたいです。今回、商品が完成してから始めてお会いする事になりましたが、制作期間中どのように描かれているのか気になっていました。作画中の写真も撮影いただきありがとうございます。

石川真澄氏(以下石川) : 実際に原画を見ていただきたかったので、このような機会をいただき嬉しいです。工場内を見せていただくのを楽しみにしておりました。原画は本描き(着彩)に入ると修正ができないので、出来る事なら作画中の撮影はご遠慮いただきたいんです。ただ時期的にリモートでの進行ということもあったため、状況をお伝えする意味でも写真はご用意いたしました。通常あまりお受けしてないので、今回の作画中の写真は貴重です(笑)。

ご来社いただいた時は、桜が満開でした。

桜

藤原 : ちょうど桜が綺麗に咲いている良い時期に来ていただきました。桜は満開も良いですが、桜吹雪も綺麗ですね。今回の作品にも桜が舞っているところを表現いただきましたね。作品を描かれる時は、季節を意識されるのではないですか。

石川 : 作品によって意識は異なります。<桜を見て>ホント満開で綺麗ですね。季節的には春の桜も好きですが、葉桜も好きなんです。夏が好きなので、桜色から葉の緑へ移り変わると、もうすぐ夏が来るぞ ! という気分になります。暖かくなると気分も上がるので、葉桜はその始まりを感じられて好きなんです。葉桜の写真も撮ったりしますね。

藤原 : ウチの社名からして葉桜でなく、桜が満開じゃないと困るんですけど・・・・。

石川 : (苦笑)。

藤原 : 絵は作曲する人たちと同じようなクリエイティブな部分があって、作品を作り出す最初のイメージを作るのが大変なんだろうと思うのですが、きっかけが無いとすぐ作品に進めないのではないですか。

石川 : 作品を描く時に大まかなテーマが決まっても、具体的な落とし込み部分まで思いつかない場合は、以前から残しているメモを見たりしています。メモはネタ帳みたいなものです。ネタ帳にはラフな絵を残したり、携帯電話にもメモを残したり、内容も普段何気ないことを残しています。

工場を見学して

工場にて

藤原 : 商品開発室では様々な商品を試作しています。フレーバーやスパイスなど、いつでもいろんな商品が作れるように揃えています。

石川 : 沢山のフレーバーやスパイスを見ていると、まるで画材(絵の具)のようで楽しいですね。

藤原 : ここは商品が出来上がる最初の場所です。ある意味絵を描くのと同じかもしれないですね。

藤原 : 時間があれば関西の良い所をご案内します。また是非お越しください。

対談風景